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演奏機材

Monetteの新作マウスピース “Unity”


https://www.monette.net/unity-mouthpiecesより引用)


 

1980年代からSTC-1というモデルのマウスピースを発売して以降、RAJA(ねじでマウスパイプに接続するタイプのマウスピース)やResonanceなどを発売してきたモネットですが、この11月に「この20年間で最も重要な進歩」と位置付けるこのUnityをリリースしました。

 

僕はこのマウスピースを入手していませんし、今のところ買う予定もないため、あくまでもホームページに記載されている文言から様々なことを考察してみますが、まあ新製品ですから多少は盛られた記述もあるのかなと勝手に予想しています(笑)。

あくまでもモネットの宣伝文句を素直に受け止めるのならこういうマウスピースになる、ということですので、皆さんもそのつもりで読んでみて下さい。

 

モネットによるUnityのページ:https://www.monette.net/unity-mouthpieces

Google翻訳版:https://www-monette-net.translate.goog/unity-mouthpieces?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=nui

 

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Monetteマウスピースについて7 最後に

 

Unityの特徴


見た目はレゾナンスのLT(ライトウェイト)とそっくりなブランクですが、モネットによると中身もかなり違うようです。

そんなUnityの主な特徴は上にURLを載せたGoogle翻訳版を読んでいただければなんとなく分かるかと思いますが、一応意訳してみます。

 

・今まで以上に明るく、はっきりとしたアーティキュレーション。音のプロジェクションが向上(=遠鳴りする)。

・高音域がより自由で、ツボが広くバランスが取れている。

・モネット以外のトランペットに最適化された新しいカップデザイン、バックボア、ウェイト。

・モネットの今までのモデルに比べ、今までモネットのマウスピースを演奏したことのない人でも簡単に演奏できる。

・(Unityのリードモデルは)モネットの今までのモデルや他社のリードプレイヤー向けマウスピースに比べ、超高音域が簡単に演奏でき、同時に中低音域でも太く、安定した反応が得られる(ツボが広い的なことかと)。

・PRANAに比べてより音響的なアドバンテージを持っているが、PRANAよりも演奏者の身体の使い方に関しては寛容。

・サイズはリードモデルも含めて全15種類のラインナップ。

・高音域から低音域まで、そして非常に小さな音から大きな音まで一貫したレスポンスとアーティキュレーションで演奏できる。

・予期せぬ副産物として、マウスピースサイズの変更がそれまでのものよりも容易に。

 

分かりやすさ重視でかなり意訳度高めですが、まあ大体はこんな感じかと。

 

Unityに関する記述で注目した点 その1


個人的に注目した点はこの記述です。

"One important goal in designing these mouthpieces was to have the center of every note so secure and easy to find that it feels like there is one place to put every note and the notes slot there automatically. These mouthpieces provide this security even when the player may be less than ideally centered themselves. At the same time, there is more room to shape and color one’s sound - and more room to bend the notes around for musical effect - even though the notes feel more solid and slotted than ever."(https://www.monette.net/unity-mouthpiecesより引用)

こちらも大幅に意訳すると

「あたかも音を当てるためのスポットが一か所にあるような感じがして全ての音のセンターを見つけやすく、そして音が自動的にそこへ入っていくマウスピースではあるが、同時にプレイヤーのサウンドを色付けたり、時には音をベンドさせてニュアンスを表現する余地がより大きい。」

というような感じでしょうか。

 

確かにモネットの後追いメーカーで音のツボが広く、素晴らしくクリアなアーティキュレーションとクイックなレスポンスを発揮してくれるマウスピースが存在するのですが、一定の表現の枠をはみ出そうとするととたんに窮屈な感じがするものがあります。

一方で先ほどの記述をストレートに受け取るのなら、Unityにはツボが広いなどという同様のメリットは持ちつつも、そういったデメリットの方は無いということになります。

 

Unityに関する記述で注目した点 その2


これまでのモデルとは異なり、Unityでは細かなサイズ設定が存在しません。

新設計のおかげでサイズが多少異なっても容易に演奏することができると書いてありますが、実際のところは採算性維持のためかなと邪推してしまいます。

 

それはさておき、今回のラインナップのUnity B1-7とUnity B2-7の2つは型番末尾に7がついています。

これは今までになかった型番ですが、この2つの説明を統合すると「唇によりフィットしつつもクリアなアーティキュレーションが得られ、柔軟で、不快な感じのない」というのが特徴のようです。

何度読んでみても理解できたようなできなかったような感じになる説明文ですが、原文にある"feeling harsh"という単語をどう訳すべきか結局分かりませんでした。

"feel harsh"で「肌触りが悪い」というのが主な意味なようですが、誰かこの場合の適切な訳が分かる方がいれば教えていただきたいです……

 

まとめ


というわけで簡潔に述べるならば、今まで使い手を選ぶとされてきたResonance PRANAがより扱いやすく、しかも同時にグレードアップされましたという感じです。

気になるお値段は、今までのモネットの一般販売されたマウスピースのなかで最高額となる$415です(2021年11月現在)。

まあ最近は高額なマウスピースも増えてきていますし、特段高いかと言われればそうでもない気がします。

 

Unityの登場によって、モネットの既存モデルは安いという点を除いては存在価値を失ってしまう気もしますがどうなのでしょうか。

またサイズ変更に寛容とはいうものの、自分にドンピシャのサイズで演奏したらどうなるんだろうと考えてしまうのが人情。

リードモデルにも細かいサイズ設定が欲しかったなというのが正直なところです(まあ僕はリードなんてできませんけど)。

もし買うならB2-7とお遊びでB4LDかな~

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