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ジャズスタンダードバイブル トランペットで全部吹く。#25
日本全国のジャムセッションで共通の曲集として使われているジャズスタンダードバイブル。通称黒本。
そのジャズスタンダードバイブルを最初から最後までトランペットもしくはフリューゲルホルンで演奏してみようという企画です。
一応ルールとしては
テーマを1コーラス、そしてアドリブを1コーラスずつ演奏。
ただし伴奏に使うアプリ、iReal proで再現困難な曲は除外。
撮影機材は
おかげさまで本業が今までにないくらい忙しくなってきており、その分練習時間も動画収録の時間も減ってきてしまいました。
ちょっと動画の収録ペースを落としていきたいと思います。
そもそもセルフ公開処刑という側面の強い企画ですから、刑の執行が緩やかになるという意味でも朗報です(笑)
※難易度分けは初級- 初級+ 中級- 中級+ 上級- 上級+の順。文中に出てくるキーや音名などは全てinBb表記。
Love Letters
初級-
シンプルなコード進行でAメジャーというキー設定。
Bbトランペットという楽器にとってこれほどAメジャーの練習にうってつけな曲は無いかもしれません。
I'll Remember Aprilとかだとテンポが速くて・・・という方にはおすすめです。
Lover Come Back To Me
初級+
ボーカルでは比較的コールされるけどインストではどうかなという曲です。
決してコードチェンジの難しい曲ではないものの・・・
こういった曲をすっきりとスマートに演奏する能力も大事ですね。(笑)
Lover Man
中級-
ブルージーな雰囲気色濃く漂う、いかにもジャズらしい曲だと思います。
普段からジャズを演奏していると、ともすれば難解な方向にばかり走っていきそうになりますが、ジャズって何だろうということを再確認するためにもこういった曲をたまに演奏することは重要だと思います。
Lullaby Of Birdland
初級+
トランペットプレイヤーにとってはお馴染み、サラヴォーンとクリフォードブラウンのあの演奏で有名な曲です。
知名度のわりにはコール率はそんなにでもない気がしますが、たまたまかもしれません。
Aセクションのテーマとコードチェンジが非常によくできていて惚れ惚れするような曲です。
Mack The Knife/Moritat
初級-
初心者が練習するのにうってつけな曲ですが、明るく素朴な感じのテーマとは裏腹な意味を持っている曲でもあります。
町田市の高校を舞台にした「悪の経典」という小説でこの曲が登場しますが、タイトル通り恐ろしいストーリーでした(笑)
個人的には同じ作者の「新世界より」の方が好みです。
ぜひご一読ください。って何の話してたんだっけ・・・。
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ジャズスタンダードバイブル トランペットで全部吹く。#24
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