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ジャズスタンダードバイブル トランペットで全部吹く。

ジャズスタンダードバイブル トランペットで全部吹く。#9

Jazz Standard Bible

日本全国のジャムセッションで共通の曲集として使われているジャズスタンダードバイブル。通称黒本。

そのジャズスタンダードバイブルを最初から最後までトランペットもしくはフリューゲルホルンで演奏してみようという企画です。

一応ルールとしては
テーマを1コーラス、そしてアドリブを1コーラスずつ演奏。
ただし伴奏に使うアプリ、iReal proで再現困難な曲は除外。
撮影機材は用意するのが大変なのでスマホのみ。
編集が面倒なのでノーカット、音にエフェクト掛けるのは禁止。

 

 

ジャズスタンダードバイブルには目次があり、それだけで5ページあるのですが、今回の更新分でやっと目次1ページ目をクリアしたことになります。
うーんこれ全曲クリアまでどれだけ時間掛かるんだろか・・・。

ここら辺からだんだん撮影しながらの演奏にも慣れが出てきたような気がします。
この先はもっとスムーズに収録進むと良いなと思いつつ、更新9回目!

※難易度分けは初級- 初級+ 中級- 中級+ 上級- 上級+の順。文中に出てくるキーや音名などは全てinBb表記。

 

 

Corcovado


上級-

ほとんどの場合は問題ありませんが、楽譜によっては1コーラスの長さがジャズスタンダードバイブルに記載されているのより2小節短いことがあるので少し注意が必要です。
他のスタンダード曲ではあまり見かけないディミニッシュコードが出てくるのでよくチェックしておきましょう。

 

 

Cute


初級-

本当はテーマでブレイクが入る曲なのですが伴奏アプリの都合上そのまま流しています。
実は始めて演奏する曲ですし、あまりジャムセッションでのコールはあまり多くないような気がします。

 

 

Daahoud


中級+

言わずもがなClifford Brownによる演奏が有名です。
まさにハードバップといった感じのテーマで、腕自慢のトランペットプレイヤーから非常に人気のある曲です。
コードチェンジも難解そうに見えて実はよく考えて構成してあり、とてもよくできています。
テーマの後の短いインタールード(間奏)は大抵の場合演奏されることが多いのですが、心配な場合は演奏前にリズムセクションと確認しておくと良いでしょう。

 

 

Day By Day


初級+

この曲もCuteと同様、僕にとってはあまり馴染みのない曲でした。
シンプルなコードチェンジですが、モーダルインターチェンジなど細かい部分にとらわれすぎるとこの曲の持ち味を活かすことができないような気がします。
トランペットにとってはAメジャーというキーのせいで3番ピストンをよく使うのでアドリブしながらのフィンガリングトレーニングにもなります。
I'll Remember AprilやI Wish I Knewも同じキーですが、なかなか良い練習になりますよ。
このキー、僕はやたらと明るい気がして嫌いですけど・・・

 

 

The Days Of Wine And Roses


初級-

ジャムセッションでは酒とバラの日々という邦題を略して「酒バラ」と呼ばれることの多い曲です。
比較的演奏しやすいコードチェンジとテーマなのでコールされる頻度は非常に高いです。
ジャムセッション初心者は是非レパートリーとしておくと良いでしょう。

 

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