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ジャズスタンダードバイブル トランペットで全部吹く。

ジャズスタンダードバイブル トランペットで全部吹く。#8

Jazz Standard Bible

日本全国のジャムセッションで共通の曲集として使われているジャズスタンダードバイブル。通称黒本。

そのジャズスタンダードバイブルを最初から最後までトランペットもしくはフリューゲルホルンで演奏してみようという企画です。

一応ルールとしては
テーマを1コーラス、そしてアドリブを1コーラスずつ演奏。
ただし伴奏に使うアプリ、iReal proで再現困難な曲は除外。
撮影機材は用意するのが大変なのでスマホのみ。
編集が面倒なのでノーカット、音にエフェクト掛けるのは禁止。

 

 

町田に教室を出してからというもの、近所にお気に入りのラーメン店ができてしまったためダイエットに苦戦しています。

そういえばトランペットのサウンドは体格に左右されるという話をよく聞きますがどうなんでしょうか。
痩せたことが無いのでなんとも検証のしようがありません。
確かに痩せている人と太っている人では音色の傾向に差があるような気はしますね。
さあ腹筋バキバキを目指して頑張りましょう(?)。更新8回目!

※難易度分けは初級- 初級+ 中級- 中級+ 上級- 上級+の順。文中に出てくるキーや音名などは全てinBb表記。

 

 

The Christmas Song


中級-

ザ・クリスマスソングだなんてタイトルだけど一般人はこんな曲クリスマスに聴くんでしょうかランキングNo.1の曲。
アメリカでは有名なのかもしれませんが。
さて、ジャズの曲においては「難しい曲は美しい」がかなりの確率で当てはまるのですが、この曲はどうかなぁ~と僕は思ってしまいます。
お聴きいただければ分かるかと思いますが演奏もイヤイヤそうなオーラ全開で、これ以上はどうにもなりません(笑)

 

 

Cleopatra's Dream


上級+

出ました。難曲。
トランペットでこの曲やってるのなんてまず無いよね。ジャムセッションでもほぼやらないよね。
じゃあやらなくても良いよね~。
というわけにもいかず、泣く泣く収録しました。
Blue In Greenに勝るとも劣らない収録難易度でした。
コードチェンジ自体は別に複雑ではない、というかシンプルすぎるがしかしキーがBbマイナー・・・。
大変良いフィンガリングエクササイズになりました。
カッコいい曲だから好きではあるんですけどね。

 

 

Come Rain Or Come Shine


中級-

Cleopatra's Dreamの直後だけあって普段苦手なはずのこの曲も楽しく収録できました(笑)
同じ音が連続するメロディを楽器で歌うというのは非常に難しいことだと思います。
スイングって難しいと改めて自覚させられる曲でした。


 

 

Con Alma


上級+

輝かしいハイトーンと速いパッセージを得意とするディジーガレスピーからは想像もできない美しい曲です。
12/8拍子という3拍子とも4拍子とも捉えられる拍子で進行し、コードチェンジも難解。まさに「難しい曲は美しい」を極めた曲とも言えるでしょう。
同じような拍子の曲にSoNear,SoFarが挙げられますが、いずれも単に難しいコードチェンジだけでなく、その上でいかに自由なリズムの組み合わせを用いるかというのが腕の見せ所となります。
一通りのスタンダード曲に飽きてきたという方は是非挑戦するべき曲です。

 

 

Confirmation


初級+

「わかっちゃいるけどできないコンファメーショーン♪」の歌詞でお馴染み(?)の曲。
ジャムセッションでも人気ですし、II-V-Iに慣れてきたら必ず練習しておくべき曲でもあります。
普通のところはバリバリ吹けるのに21~24小節目で失速すると「ああお前もか・・・」となること請け合いでしょう(笑)
この動画ではやっていませんが、セカンドリフも忘れずに確認しておきましょう。

 

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