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ワンポイントレッスン

トランペットの練習にバジング練習器具を活用しよう




前回、そして前々回の記事から続いて、今回はマウスピースバジングの練習に役立つ器具とその効果的な使い方をご紹介したいと思います。





 


バジング練習器具とは


そういえばバジング練習器具って正式にはなんて呼ぶんでしょう?


商品名としては例えばバズトレーナーだとか、B.E.R.P.=バープなどと呼ばれたりもしますが、一般的な呼び方はあまり定まっていないような気がします。


ここでは無難にバジング練習器具と呼んでおくことにしましょう。


バジング練習器具


の画像は僕が実際にレッスンで使っているものです。


黒い方はウォレスコレクションのバズトレーナーで、購入価格は1500円ほど。


これは確か長期在庫品ということで定価より安かったと思います。


 


シルバーの方はメルカリで1200円程度で入手しました。


残念ながらブランドも定価も不明です。


見た目ではDACのバズファインダーnexusやbuzz フォーカスなどが似ていますね。


 


他にもこの手のもので有名なのはB.E.R.P.とか、ピストンまで付いたバルビーノなどでしょうか。


後者はちょっといいお値段するようですが(笑)


 


 


装着方法はそれぞれ以下の画像の通り。


ちなみにマウスピースの形状によってはうまくフィットしないこともあるので要注意です。


バジング練習器具


 


マウスピース単体ではいけないのか?


ここまで一連のマウスピースバジング関連記事を読んでいただいた方の中にはこんな疑問を持った方もいらっしゃるでしょう。


マウスピースバジングを練習するだけだったらわざわざバジング練習器具なんか使わなくてもマウスピースだけで練習すればいいじゃん!と。


結論から言えばマウスピースだけで練習しても同様の効果を得ることは不可能ではありません。


しかし実際にトランペットを演奏するのに近い姿勢や身体の支え方で、しかもピストンを押しながら練習することによって、脳にこの身体の動かし方やセッティングのときにこういった音が出るんだよという条件付けをすることができます。


この「条件付け」というものは適切な指導者が指摘しなければなかなか実感することが難しいのですが、上手く用いれば非常に効率よく上達することができます。


逆になかなか上達しないと悩んでいる方の多くは決して努力不足などではなく、悪い意味での条件付けにハマってしまっていることが多いのですが、これ以上は長くなるので今後機会があれば……


 


どのように練習するのかーBuzzing Bookと組み合わせて練習しよう


さて、バジング練習器具を用いた具体的な練習方法ですが、僕はBuzzing Book※を用いて練習するのが効率的だと思います。


というか逆にバジング練習器具だけを買ってテキトーに練習したってさほど上達するとは思えないのですが、なんで楽器屋さんはこの本をセットで売ったりしないんでしょうか……


※James Thompson(2002) 『The Buzzing Book Complete method』Editions Bim


 


Buzzing Bookは日本語版が出版されていないためにちょっと取っ付きづらいのが唯一の難点です。


しかし説明文に書いてある要点をおさえて練習することによって大きな効果を得ることができます。


本の内容に触れてしまうため、さすがにその要点までここで解説することはできませんが、気になる方は是非お買い求めください。


 


また、この教則本は練習に用いる伴奏音源がついているのですが、その音源だけでしたら公式サイトよりダウンロードできるようになっています。


後半部分にあるAdvanced Exercisesはちょっと難しめです。


しかしNo.1~9までや、それができない人でもNo.1~4までを練習するだけでも音色や持久力の向上を実感することができると思いますので、初心者から上級者までの幅広い層へ向けてオススメできる素晴らしい教則本です。



 

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