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トランペットって始めるのにいくらかかるの?
前回トランペットにして良かった点、悪かった点という記事を書いてみました。
その中でトランペットにかかる費用の安さについての記述がありましたが、今回はトランペット未経験の人向けにそこをもうちょっと具体的に書いてみようと思います。
何はともあれトランペット本体
これはピンキリですが安いものだと1万円代、高いものだと200万円越えというものも存在します。
ちょっと乱暴ですが、初心者に間違いなくおすすめできるものを一言で言ってしまうならば世界中で信頼されているブランドであるヤマハやバックのエントリーモデルです。
※エントリーモデル=いわゆる初心者用と呼ばれるクラスです。
参考:Amazonで格安トランペットを買うのってどうなの?
この記事を書いている時点ではサウンドハウスでヤマハYTR-2330が57024円、バックはイシバシ楽器でTR600GLが52800円で売られていました(いずれも税込価格)。
セールなどタイミングが良ければもう少し安く手に入れられますが、とりあえずざっと6万円ということにしておきましょう。
お手入れ用品
トランペットという楽器は簡単なメンテナンスをして通常の使用をしている限りはそう壊れるものではありません。
特にここで書いたようなブランドのものであれば使おうと思えば10年は余裕で使うことができます。
メンテナンス用品も比較的安い部類で、とりあえず無難なものを手に入れるならヤマハのトランペット用お手入れセット(2500円前後)を買っておけば間違いありません。
ただしこれにはなぜかチューニングスライドオイル(600円前後)が付属していないので別途購入する必要があります。
お手入れセットはあまり使わないものも付属しているので必要最低限にしたいという場合はバルブオイル、スライドグリス、チューニングスライドオイルさえあれば当面はどうにかなります。
ちなみにマウスピースは大抵の場合楽器に付属しています。
特に吹きづらいと感じなければ始めてから半年くらいの間は付属マウスピースで結構でしょう。
別途購入する場合でも多くのものは1万円しないくらいです。
その他の便利グッズ
1.譜面台
一応あると便利です。持ち運びできるタイプだと値段は2000~5000円くらいのものが主流でしょうか。
譜面台の選び方は結構注意が必要で、あまり安いものを買ってしまうと後で痛い目を見ます。
またどんなシチュエーションで使うことが多いかにもよって向き不向きがあります。
楽器を買ってすぐにではなく、少し練習しだしてから購入を検討してみると良いかと思います。
2.チューナー、メトロノーム
これらはスマホアプリで十分使えるものが出ているので正直言って個人練習用としてわざわざ購入するメリットが見当たりません。
スマホのチューナーじゃ性能が悪いという人もいそうですが、そこまで厳密に音を合わせたいのなら耳を使い、同時に奏法を磨くべきです。
もしかしたら吹奏楽部とかでは買わされるのかもしれませんが。
スマホアプリなら無料、もしくは数百円でかなりの機能が搭載されたものが購入可能です。
3.
「家でも練習できますよ」がうたい文句のプラクティスミュートはよっぽど必要が無い限り買うべきではありません。
特に初心者の方は要注意です。
参考:なぜ楽器店の店員さんはトランペット初心者に安易にプラクティスミュートを勧めるのか
楽譜や教則本
はじめから教則本や何かの楽譜を使って練習したい場合にはそれも買う必要があります。
値段はものによりますが、大体一冊1500~3000円程度でしょう。
ちなみにジャズスタンダードバイブルは3500円+税です。
もしレッスンへ通うのならその分のレッスン代が必要です。
さらにジャムセッションへ参加するなら
もしジャムセッションへ参加するならば一回1000~3000円くらいかかります。
とはいえ初心者が急にジャムセッションへというのはあまりありませんから、そこまで考えなくても良いかもしれません。
というわけで0からトランペットを始める場合に必要な費用は大体こんなものです。
トランペット本体はそこそこしますが、それでも他の管楽器に比べればかなり安い方ではありますし、メンテナンスにも大したお金は掛かりません。
トランペットって高そうでいまいちスタートできないという方、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも吹き方が分かんない??
良いトランペット教室知ってるんだけどなーーー!!!