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ジャズトランペットを始めるのに必要なもの4つ
さて、前回はトランペットを始めるという方へ向けてどんなものが必要かということでしたが、今回はすでにトランペットの経験があり、これからジャズを始めたいという方へ向けた内容です。
トランペット自体初めてという方はまずこちらからお読みください。
というわけで、これからジャズをやってみたいという方にとって必要なものをご紹介します。
こういった記事中で一般的に言われる「必要なもの」とは少し違うかもしれませんが、重要なので書いておきます。
ジャズの演奏をするためには模範となる演奏をたくさん聞くことが重要です。
ジャズではスウィングやレイドバック、またジャズトランペット固有の演奏技法としてもハーフバルブやベンドなどと、独特の音楽表現が多く用いられます。
それらは言語で言うところの方言のようなもので、それをマスターするためには過去の偉大な音楽家=ネイティブの歌いまわしを耳で聴いて模倣することがもっともシンプルで実践的な手段です。
もちろんこれらの細かいニュアンスだけでなく、アドリブフレーズやコードチェンジに対するアプローチを学ぶためにも、ジャズの演奏をよく聴きこむことは重要で、だからこそたくさん聴く必要があるのです。
生まれも育ちも関東の僕が関西弁を真似て「なんでやねん」と言ったところで、本場の関西人が聞けば違和感を覚えるのと同じです(笑)
もし可能であればニューヨークなどへ行き、本場の空気を味わってくることができればベストですね。
アドリブの練習のためにとても役に立つスマホ&タブレットアプリです。
https://irealpro.com
このアプリでは様々な曲のコードチェンジを表示し、それに合わせて自動で伴奏をしてくれるので、その伴奏に乗せてアドリブの練習をするのです。
練習したいテンポやキーの変更、伴奏の種類の変更も可能で、アドリブの練習はほぼこれだけで充分という優れものです。
価格は1720円(2020年3月時点)とアプリにしては少し値段の張るように見えますが、月額課金制ではないので実はお買い得です。
特にこれからジャズを始めようという初心者にとっては非常に大きな力となってくれることは間違いありませんので必須アイテムと言えるでしょう。
どうしてもお金をかけたくない方は、ある程度有名な曲であればYouTubeでも伴奏音源が公開されており、それを使って同様の練習をすることも可能です。
しかし練習しやすいテンポへの変更などができませんし、結局はこのアプリが一番便利ですね。
おそらく著作権上の問題のためか、アプリをインストールした状態では曲が入っておらず、ひと手間加えることによって1300曲以上のジャズの曲を練習することが可能になります。
手順は簡単ですし、ググればいろんなサイトで紹介されているのでぜひ調べてみてください。
別名黒本とも呼ばれ、全国のジャムセッションで用いられている「統一規格」とでも言える曲集です。
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3109417213/
vol.2まで出版されていますが、とりあえずはvol.1だけ持っていれば十分でしょう。
値段は税抜3500円と少々お高めな気がしますが、これ一冊あれば基本的には日本国内のジャムセッションで困ることはないでしょう。
また、親切なことに移調楽器向けのものも出版されています。
当然トランペットの場合はBb用のものを買うようにしましょう。
ジャズの演奏を研究するにはトランスクリプション(アドリブソロの耳コピ)をしたり、音楽理論について学ぶ必要があるのですが、その際のノートとして役に立つものです。
個人的におすすめのものはリング綴じになっているものです。
普通の本のような綴じ方だと、譜面台の上に見開きの状態で置きたくても何かでページの端を押さえておかなくてはならないのですが、リング綴じならその必要はありません。
また1ページの段数は意外と重要です。
視力に問題のない方なら迷わず12段にしておくべきです。
この段数だと1段4小節として1ページに曲のコードチェンジを書いても下に余裕ができることが多く、そこに様々なメモを取ることができます。
しかし12段は視力に自信のない方にとっては意外と読み取りづらいようです。
そんな場合は10段とか8段、それでも見づらいようなら4段のものなどを選んでみてはいかがでしょうか。
せっかくメモを取ったのに、それが読み取りづらくては練習する気が削がれてしまいます。
五線ノートはさまざまな種類のものが販売されているので、自分に合ったものを選んでみると良いでしょう。
トランペット自体初めてという方はまずこちらからお読みください。
というわけで、これからジャズをやってみたいという方にとって必要なものをご紹介します。
1.大量のジャズの音源(最重要)
こういった記事中で一般的に言われる「必要なもの」とは少し違うかもしれませんが、重要なので書いておきます。
ジャズの演奏をするためには模範となる演奏をたくさん聞くことが重要です。
ジャズではスウィングやレイドバック、またジャズトランペット固有の演奏技法としてもハーフバルブやベンドなどと、独特の音楽表現が多く用いられます。
それらは言語で言うところの方言のようなもので、それをマスターするためには過去の偉大な音楽家=ネイティブの歌いまわしを耳で聴いて模倣することがもっともシンプルで実践的な手段です。
もちろんこれらの細かいニュアンスだけでなく、アドリブフレーズやコードチェンジに対するアプローチを学ぶためにも、ジャズの演奏をよく聴きこむことは重要で、だからこそたくさん聴く必要があるのです。
生まれも育ちも関東の僕が関西弁を真似て「なんでやねん」と言ったところで、本場の関西人が聞けば違和感を覚えるのと同じです(笑)
もし可能であればニューヨークなどへ行き、本場の空気を味わってくることができればベストですね。
2.iReal Pro
アドリブの練習のためにとても役に立つスマホ&タブレットアプリです。
https://irealpro.com
このアプリでは様々な曲のコードチェンジを表示し、それに合わせて自動で伴奏をしてくれるので、その伴奏に乗せてアドリブの練習をするのです。
練習したいテンポやキーの変更、伴奏の種類の変更も可能で、アドリブの練習はほぼこれだけで充分という優れものです。
価格は1720円(2020年3月時点)とアプリにしては少し値段の張るように見えますが、月額課金制ではないので実はお買い得です。
特にこれからジャズを始めようという初心者にとっては非常に大きな力となってくれることは間違いありませんので必須アイテムと言えるでしょう。
どうしてもお金をかけたくない方は、ある程度有名な曲であればYouTubeでも伴奏音源が公開されており、それを使って同様の練習をすることも可能です。
しかし練習しやすいテンポへの変更などができませんし、結局はこのアプリが一番便利ですね。
おそらく著作権上の問題のためか、アプリをインストールした状態では曲が入っておらず、ひと手間加えることによって1300曲以上のジャズの曲を練習することが可能になります。
手順は簡単ですし、ググればいろんなサイトで紹介されているのでぜひ調べてみてください。
3.ジャズスタンダードバイブル
別名黒本とも呼ばれ、全国のジャムセッションで用いられている「統一規格」とでも言える曲集です。
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3109417213/
vol.2まで出版されていますが、とりあえずはvol.1だけ持っていれば十分でしょう。
値段は税抜3500円と少々お高めな気がしますが、これ一冊あれば基本的には日本国内のジャムセッションで困ることはないでしょう。
また、親切なことに移調楽器向けのものも出版されています。
当然トランペットの場合はBb用のものを買うようにしましょう。
4.五線ノート
ジャズの演奏を研究するにはトランスクリプション(アドリブソロの耳コピ)をしたり、音楽理論について学ぶ必要があるのですが、その際のノートとして役に立つものです。
個人的におすすめのものはリング綴じになっているものです。
普通の本のような綴じ方だと、譜面台の上に見開きの状態で置きたくても何かでページの端を押さえておかなくてはならないのですが、リング綴じならその必要はありません。
また1ページの段数は意外と重要です。
視力に問題のない方なら迷わず12段にしておくべきです。
この段数だと1段4小節として1ページに曲のコードチェンジを書いても下に余裕ができることが多く、そこに様々なメモを取ることができます。
しかし12段は視力に自信のない方にとっては意外と読み取りづらいようです。
そんな場合は10段とか8段、それでも見づらいようなら4段のものなどを選んでみてはいかがでしょうか。
せっかくメモを取ったのに、それが読み取りづらくては練習する気が削がれてしまいます。
五線ノートはさまざまな種類のものが販売されているので、自分に合ったものを選んでみると良いでしょう。