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100円ショップで手に入るトランペット関連グッズ
みなさん100円ショップは好きですか?僕は大好きです。
生活に役立つ様々な品物を100円で提供してくれる100円ショップは僕のような貧乏音楽家にとってはまさに必要不可欠と言っても良いでしょう(いや言い過ぎか・・・)。
そんな100円ショップですが、トランペットの練習に役立つグッズがいくつかあるなと思い立ちましたのでこの機会に書いてみようと思います。
地味なものばかりですが、わずかな出費で快適な練習に役立ちますよ。
特に少ない小遣いをやりくりしている吹奏楽部員は必見です。
関連:(音楽教室経営者向け)100均を活用した新型コロナ対策
100均で手に入る品物で演奏に役立つものと言えばまずはプランジャーでしょう。
演奏で用いるものは正式にはプランジャーミュートと呼ばれ、手でベルを覆ったり開いたりして独特のイントネーションをつけるために用いるものです。
通常のプランジャーミュートを買うと安くとも3000円、ちょっとお高いものだとその倍はします。
で、画像のブツはダイソーで入手したトイレのつまりを取るプランジャーです。
そもそもPlungerという言葉にはトイレのつまりを取るラバーカップのことを指すようで、言葉の意味から考えるとむしろダイソーで売っているこちらの方が本家です(笑)。
当然売っている状態だと柄が付いていますので取り外します。
この柄は下の画像のようにスクリュー式になっているので簡単に取り外すことが可能です。
100円ショップ製といえどもトランペットのベルにちょうどよくフィットしますし、実際に使ってみても良い感じです。
唯一の欠点はやたらとゴム臭いという点。
僕は全く気になりませんが、人によっては手につく臭いが気になる方もいらっしゃるかもしれません。
本来は真ん中に穴を開けると良いとのことですが、僕は面倒なのでやっていません。そのうち気が向いたらやってみようかな……
そもそも僕のような演奏スタイルの場合はプランジャーミュートを使う機会は限られているし、100円ショップで手に入る程度のもので十分です。
正規品の1/30以下の値段で手に入ると思えば上出来でしょう。
地味だけどものすごく役に立つ存在、クリップボード。
特にジャズをやる場合はアドリブソロの耳コピ=トランスクリプションをすることが多いのですが、そのときに五線紙へ音符を書くために非常に役立つグッズです。
トランスクリプションするときには常に平らなテーブルが手近なところにあるとは限りませんよね?
そういった場合、大抵は楽譜ファイルなどの固い表紙を下敷き代わりに用いるのかもしれませんが、このクリップボードが一枚ありさえすればどんな環境でも快適に音符を書いていくことが可能です。
僕なんかは音源を聴き、トランペットを吹いて確かめて記譜していくときにクリップボードに挟んだ五線紙を譜面台に置いて使っています。
ただでさえイライラしやすいトランスクリプションという作業。
この作業を快適に効率良く進めていくためには実はこのクリップボードがとても役に立ちます。
いまやイヤホンといえば耳の穴にぎゅっと挿し込むカナル型のものが主流ですが、なぜここではあえてインナーイヤー型なのか。
それはイヤホンをつけながらトランペットを吹けばよく分かります。
カナル型だと耳の外からの音が遮断され、骨伝導で伝わってくるトランペットの音が大きくなりすぎてしまい不自然に感じられてしまうのですが、こちらのインナーイヤー型であればそんなことはありません。
それが何の役に立つかというと音源を聴きながらトランペット吹いてトランスクリプションをするときや、音源に合わせて練習するときに非常に助かるのです。
インナーイヤー型イヤホンのデメリットといえば音漏れやカナル型に比べて音質が低下することですが、このようなシチュエーションであれば全く気にする必要はありませんよね?
実際このイヤホンの音質はもっさりとしていてお世辞にも良いとは言えませんし、耳へのフィット感もビミョーです。
しかしトランペット用として割り切るのであれば必要十分です(むしろ耳にあまりフィットしないのでトランペットの音がよく聞こえて助かるくらい)。
値段は当然100円ですからすぐ壊れたらどうしようという心配も必要ありませんし、普段使っているイヤホンがある方でも躊躇無く手にすることができるでしょう。
注ぎ口洗いブラシとして売られているこの製品。
ヤマハのマウスピースブラシと瓜二つです(笑)
左からダイソーの注ぎ口洗いブラシ(小)、(中)、そしてヤマハのマウスピースブラシ(S)です。
ちなみにヤマハのマウスピースブラシは定価590円。ダイソーは2本入って100円(いずれも税抜)。
もうちょっと勉強して欲しいなーヤマハさん。
ただしこちらはちょっとご用心。
ダイソーのブラシはヤマハの正規品に比べて硬く、トランペットのマウスピース内部をガシガシと擦るのはおすすめできません。
そもそもヤマハのマウスピースブラシだってスロート(マウスピースの一番狭いところ)を擦るのは優しく慎重にした方が良いくらいです。
ですので特にスロートを掃除する際には画像左の最小サイズのブラシで優しく擦るようにしましょう。
このブラシであればトランペットのマウスピースのスロートにはジャストフィットするので安心して掃除することが可能になります。
トランペットのマウスピースには徐々に汚れが溜まってくるのですが、この汚れはトランペット本体に溜まる汚れよりはるかに吹奏感に影響を及ぼします。
なんか最近調子悪いなーと感じた時はマウスピースの中を覗いてみると良いかもしれません。
以上4点ご紹介してみました。
本当はラッカーや銀メッキのハゲを補修するためのマニキュアのトップコートや3番スライドのストッパーゴムとして使えるゴムひもなんかも紹介したかったのですが、それを言い出しちゃうと何でもありになってしまう気がしたのでやめておきました。
というわけで、いずれもほんのわずかな出費で演奏や練習の質を向上させてくれるものばかりです。
ぜひ近所の100円ショップに立ち寄られた際は探してみてください。
生活に役立つ様々な品物を100円で提供してくれる100円ショップは僕のような貧乏音楽家にとってはまさに必要不可欠と言っても良いでしょう(いや言い過ぎか・・・)。
そんな100円ショップですが、トランペットの練習に役立つグッズがいくつかあるなと思い立ちましたのでこの機会に書いてみようと思います。
地味なものばかりですが、わずかな出費で快適な練習に役立ちますよ。
特に少ない小遣いをやりくりしている吹奏楽部員は必見です。
関連:(音楽教室経営者向け)100均を活用した新型コロナ対策
プランジャー
100均で手に入る品物で演奏に役立つものと言えばまずはプランジャーでしょう。
演奏で用いるものは正式にはプランジャーミュートと呼ばれ、手でベルを覆ったり開いたりして独特のイントネーションをつけるために用いるものです。
通常のプランジャーミュートを買うと安くとも3000円、ちょっとお高いものだとその倍はします。
で、画像のブツはダイソーで入手したトイレのつまりを取るプランジャーです。
そもそもPlungerという言葉にはトイレのつまりを取るラバーカップのことを指すようで、言葉の意味から考えるとむしろダイソーで売っているこちらの方が本家です(笑)。
当然売っている状態だと柄が付いていますので取り外します。
この柄は下の画像のようにスクリュー式になっているので簡単に取り外すことが可能です。
100円ショップ製といえどもトランペットのベルにちょうどよくフィットしますし、実際に使ってみても良い感じです。
唯一の欠点はやたらとゴム臭いという点。
僕は全く気になりませんが、人によっては手につく臭いが気になる方もいらっしゃるかもしれません。
本来は真ん中に穴を開けると良いとのことですが、僕は面倒なのでやっていません。そのうち気が向いたらやってみようかな……
そもそも僕のような演奏スタイルの場合はプランジャーミュートを使う機会は限られているし、100円ショップで手に入る程度のもので十分です。
正規品の1/30以下の値段で手に入ると思えば上出来でしょう。
クリップボード
地味だけどものすごく役に立つ存在、クリップボード。
特にジャズをやる場合はアドリブソロの耳コピ=トランスクリプションをすることが多いのですが、そのときに五線紙へ音符を書くために非常に役立つグッズです。
トランスクリプションするときには常に平らなテーブルが手近なところにあるとは限りませんよね?
そういった場合、大抵は楽譜ファイルなどの固い表紙を下敷き代わりに用いるのかもしれませんが、このクリップボードが一枚ありさえすればどんな環境でも快適に音符を書いていくことが可能です。
僕なんかは音源を聴き、トランペットを吹いて確かめて記譜していくときにクリップボードに挟んだ五線紙を譜面台に置いて使っています。
ただでさえイライラしやすいトランスクリプションという作業。
この作業を快適に効率良く進めていくためには実はこのクリップボードがとても役に立ちます。
インナーイヤーイヤホン
いまやイヤホンといえば耳の穴にぎゅっと挿し込むカナル型のものが主流ですが、なぜここではあえてインナーイヤー型なのか。
それはイヤホンをつけながらトランペットを吹けばよく分かります。
カナル型だと耳の外からの音が遮断され、骨伝導で伝わってくるトランペットの音が大きくなりすぎてしまい不自然に感じられてしまうのですが、こちらのインナーイヤー型であればそんなことはありません。
それが何の役に立つかというと音源を聴きながらトランペット吹いてトランスクリプションをするときや、音源に合わせて練習するときに非常に助かるのです。
インナーイヤー型イヤホンのデメリットといえば音漏れやカナル型に比べて音質が低下することですが、このようなシチュエーションであれば全く気にする必要はありませんよね?
実際このイヤホンの音質はもっさりとしていてお世辞にも良いとは言えませんし、耳へのフィット感もビミョーです。
しかしトランペット用として割り切るのであれば必要十分です(むしろ耳にあまりフィットしないのでトランペットの音がよく聞こえて助かるくらい)。
値段は当然100円ですからすぐ壊れたらどうしようという心配も必要ありませんし、普段使っているイヤホンがある方でも躊躇無く手にすることができるでしょう。
マウスピースブラシ
注ぎ口洗いブラシとして売られているこの製品。
ヤマハのマウスピースブラシと瓜二つです(笑)
左からダイソーの注ぎ口洗いブラシ(小)、(中)、そしてヤマハのマウスピースブラシ(S)です。
ちなみにヤマハのマウスピースブラシは定価590円。ダイソーは2本入って100円(いずれも税抜)。
もうちょっと勉強して欲しいなーヤマハさん。
ただしこちらはちょっとご用心。
ダイソーのブラシはヤマハの正規品に比べて硬く、トランペットのマウスピース内部をガシガシと擦るのはおすすめできません。
そもそもヤマハのマウスピースブラシだってスロート(マウスピースの一番狭いところ)を擦るのは優しく慎重にした方が良いくらいです。
ですので特にスロートを掃除する際には画像左の最小サイズのブラシで優しく擦るようにしましょう。
このブラシであればトランペットのマウスピースのスロートにはジャストフィットするので安心して掃除することが可能になります。
トランペットのマウスピースには徐々に汚れが溜まってくるのですが、この汚れはトランペット本体に溜まる汚れよりはるかに吹奏感に影響を及ぼします。
なんか最近調子悪いなーと感じた時はマウスピースの中を覗いてみると良いかもしれません。
以上4点ご紹介してみました。
本当はラッカーや銀メッキのハゲを補修するためのマニキュアのトップコートや3番スライドのストッパーゴムとして使えるゴムひもなんかも紹介したかったのですが、それを言い出しちゃうと何でもありになってしまう気がしたのでやめておきました。
というわけで、いずれもほんのわずかな出費で演奏や練習の質を向上させてくれるものばかりです。
ぜひ近所の100円ショップに立ち寄られた際は探してみてください。