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Amazonの激安トランペットケースってどうなの
最近ヤマハXenoの純正ケースが腐りはじめたり使い勝手の悪いものがあったりなのでトランペットのケースを買おうと思い立ちました。
現在では一昔前とは違ってさまざまなブランドやデザインのものが販売されていますが、今回必要なのは室内で保管しておくのが主な目的なのであまり凝ったものは必要ありません。
そこでAmazonで販売されている一見怪しげな激安トランペットケースって実際どうなんだろうという疑問をついでに解消すべく、いかにも怪しげな2つの商品に手を出してみました。
少し使ってみての感想を書いてみましたので気になってはいるけどちょっと手を出せないという方は参考にしてみてください。
えー、商品名を原文通りに書いています。
アマゾンではよくありますよね、こういういかにも胡散臭い商品名。
安物大好きな僕としてはもはやテンションが上がってしまいます(笑)
さて、肝心の実物はこちら(写真下)。
いわゆるギグバッグ=シングルソフトケースなのですが、比較用に置いたグレンクロンカイトのギグバッグ(写真上)と比べてみても一回り小さく、持ち運びには非常に便利そうです。
ちなみにクロンカイトとラニオンブルースのギグバッグはほぼ同じ大きさです。
メリットは当然その安さ。
クロンカイトはちょっとお高いから除外するにしても、ソフトケースで8000円切れば安い方なのに、このケースは記事を書いている時点で1284円(送料無料)です。
しかも後から知ったのですが、似たようなデザインで800円台というものも存在します。
また本体は非常にコンパクトで軽く、女性の方でも持ち運びが楽だと感じるでしょう。
申し訳程度についた小物入れも意外と収納力があります。
さあお待ちかね(?)のデメリットです。
その地味すぎるデザインは置いておくとして致命的なデメリットが存在します。
それはクッションが足りなさすぎるということ。
トランペットの側面部分には1センチ弱程度のクッション(発泡ウレタン?)が入っているのですが、マウスパイプやベルの外縁の当たる部分に関してはクッションがほぼ入っていない状態。
このケースを持ち歩いているときに転倒でもしたらマウスパイプやベルの付け根を損傷する可能性が高いと言わざるを得ません。というか生徒さんで実際そういう方がいらっしゃいました。
ちなみにクロンカイトのギグバッグを使っているときには2度ほど自転車で派手に転倒(うち1回は僕の体が宙を舞うレベル)しましたが、トランペット本体には何のダメージもありませんでした。
激安なのは魅力ですが、さすがにここまでクッションが貧相だと実際の使用はためらってしまいます。
トランペットのケースをケチって本体をダメにしてしまっては本末転倒ですから決してオススメはしません。
さっきより商品名が短いので胡散臭さ半減です(笑)
こちらはセミハードケースで、お値段はやはり送料無料で2948円。
安いけどセミハードだし、今度こそいけるやろ!!(謎の関西弁)と思わせてくれます。
外観はこの通り……ていうか微妙に違う商品が届きました(笑)
Amazonの商品画像では縦に持つことのハンドルがついていたのですがこれにはついていませんし、縦置きする時に脚となるゴム製のパーツもついていません。
肩に掛けるためのストラップとその金具も付いていませんでした。
今回は部屋で保管しておく目的なので特に支障ありませんが、肩に掛けたい場合は不便が生じるでしょう(そもそも微妙に違う商品が届く時点でアレだけど)
肩には掛けられませんがバックパックとして背負うことは可能です。
さて、トランペットを入れてみてびっくり。
なんとトランペットが入りません。
ケース内部の型枠が小さく、収納できません。
他のトランペットでも試しましたが同じです。
トランペットケースに入らないトランペット。それはもやはトランペットを超越したトランペット……うーむ哲学的。
いや不良品だろこれ……
手持ちの他のトランペットでも試しましたが同じでしたが、中身は硬い発泡スチロールでできていそうな感じ。
そのため指でぎゅうぎゅう押して調整することによってどうにか収納することができました。
それでも若干圧迫されている感はありますが。
内部には小物が入りそうな溝がありますが、あんまり物を入れるとトランペット本体の方へ侵入する構造となっているのでバルブオイルがせいぜいのところでしょう。
というわけでデメリットは出尽くした感がありますが一応まとめてみましょう。
もちろん安い。トランペットのセミハードケースが送料無料で3000円以下!
また素材が硬質発泡スチロール(多分)なせいか非常に軽いです。
発泡スチロールといっても思いっきり投げたり踏んづけたり轢いたりしない限りは問題ないでしょう。
ケース全体のつくりはちゃちいのですが、もしダメになっても安いので買い換えれば新品に元どおりです(笑)
あと変なエンブレムなどが付いていないのも好印象です。
トランペットが入らない(致命的)。
まあ型枠を指で押して調整してしまえばどうにか入りますが、ラージベルやコンステレーションのようにマウスパイプの長いものはまず無理でしょう。
そして見た目の割に収納力がないのも残念です。
今の値段にプラス数百円したとしても小物やA4の楽譜が入るような構造にするだけで既存製品を本格的に脅かす存在になると思うのですが……
というわけで最近購入した安物トランペットケース2つのご紹介でした。
どちらも正直言ってメインのケースとして満足に使えるものではありませんでしたが、そもそも値段を考えれば妥当なものでしょう。
特に後者はあと少しで大化けする可能性を秘めていました(ただ注文した商品と微妙に違うんだけど)。
おしゃれなケースも良いでしょうが、最低限のもので良いんだよという方やサブ楽器用のトランペットケースをお探しの方はぜひこういった楽器ケースも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
現在では一昔前とは違ってさまざまなブランドやデザインのものが販売されていますが、今回必要なのは室内で保管しておくのが主な目的なのであまり凝ったものは必要ありません。
そこでAmazonで販売されている一見怪しげな激安トランペットケースって実際どうなんだろうという疑問をついでに解消すべく、いかにも怪しげな2つの商品に手を出してみました。
少し使ってみての感想を書いてみましたので気になってはいるけどちょっと手を出せないという方は参考にしてみてください。
エントリーNo.1:トランペットバッグ クッション付き トランペットケース 管楽器収納カバー ダブルファスナー 丈夫 防水 600Dオックスフォード 小物入れ ポケット付 高品質 手提げ 斜め掛けバッグ メンズ レディース アウトドア 演出 キャリングバッグブラック 50*15cm
えー、商品名を原文通りに書いています。
アマゾンではよくありますよね、こういういかにも胡散臭い商品名。
安物大好きな僕としてはもはやテンションが上がってしまいます(笑)
さて、肝心の実物はこちら(写真下)。
いわゆるギグバッグ=シングルソフトケースなのですが、比較用に置いたグレンクロンカイトのギグバッグ(写真上)と比べてみても一回り小さく、持ち運びには非常に便利そうです。
ちなみにクロンカイトとラニオンブルースのギグバッグはほぼ同じ大きさです。
メリット
メリットは当然その安さ。
クロンカイトはちょっとお高いから除外するにしても、ソフトケースで8000円切れば安い方なのに、このケースは記事を書いている時点で1284円(送料無料)です。
しかも後から知ったのですが、似たようなデザインで800円台というものも存在します。
また本体は非常にコンパクトで軽く、女性の方でも持ち運びが楽だと感じるでしょう。
申し訳程度についた小物入れも意外と収納力があります。
デメリット
さあお待ちかね(?)のデメリットです。
その地味すぎるデザインは置いておくとして致命的なデメリットが存在します。
それはクッションが足りなさすぎるということ。
トランペットの側面部分には1センチ弱程度のクッション(発泡ウレタン?)が入っているのですが、マウスパイプやベルの外縁の当たる部分に関してはクッションがほぼ入っていない状態。
このケースを持ち歩いているときに転倒でもしたらマウスパイプやベルの付け根を損傷する可能性が高いと言わざるを得ません。というか生徒さんで実際そういう方がいらっしゃいました。
ちなみにクロンカイトのギグバッグを使っているときには2度ほど自転車で派手に転倒(うち1回は僕の体が宙を舞うレベル)しましたが、トランペット本体には何のダメージもありませんでした。
激安なのは魅力ですが、さすがにここまでクッションが貧相だと実際の使用はためらってしまいます。
トランペットのケースをケチって本体をダメにしてしまっては本末転倒ですから決してオススメはしません。
エントリーナンバー2:F Fityle トランペット バッグ 保護バッグ キャリングバッグ トランペットケース ゴムパッド 防水 耐久性
さっきより商品名が短いので胡散臭さ半減です(笑)
こちらはセミハードケースで、お値段はやはり送料無料で2948円。
安いけどセミハードだし、今度こそいけるやろ!!(謎の関西弁)と思わせてくれます。
外観はこの通り……ていうか微妙に違う商品が届きました(笑)
Amazonの商品画像では縦に持つことのハンドルがついていたのですがこれにはついていませんし、縦置きする時に脚となるゴム製のパーツもついていません。
肩に掛けるためのストラップとその金具も付いていませんでした。
今回は部屋で保管しておく目的なので特に支障ありませんが、肩に掛けたい場合は不便が生じるでしょう(そもそも微妙に違う商品が届く時点でアレだけど)
肩には掛けられませんがバックパックとして背負うことは可能です。
さて、トランペットを入れてみてびっくり。
なんとトランペットが入りません。
ケース内部の型枠が小さく、収納できません。
他のトランペットでも試しましたが同じです。
トランペットケースに入らないトランペット。それはもやはトランペットを超越したトランペット……うーむ哲学的。
いや不良品だろこれ……
手持ちの他のトランペットでも試しましたが同じでしたが、中身は硬い発泡スチロールでできていそうな感じ。
そのため指でぎゅうぎゅう押して調整することによってどうにか収納することができました。
それでも若干圧迫されている感はありますが。
内部には小物が入りそうな溝がありますが、あんまり物を入れるとトランペット本体の方へ侵入する構造となっているのでバルブオイルがせいぜいのところでしょう。
というわけでデメリットは出尽くした感がありますが一応まとめてみましょう。
メリット
もちろん安い。トランペットのセミハードケースが送料無料で3000円以下!
また素材が硬質発泡スチロール(多分)なせいか非常に軽いです。
発泡スチロールといっても思いっきり投げたり踏んづけたり轢いたりしない限りは問題ないでしょう。
ケース全体のつくりはちゃちいのですが、もしダメになっても安いので買い換えれば新品に元どおりです(笑)
あと変なエンブレムなどが付いていないのも好印象です。
デメリット
トランペットが入らない(致命的)。
まあ型枠を指で押して調整してしまえばどうにか入りますが、ラージベルやコンステレーションのようにマウスパイプの長いものはまず無理でしょう。
そして見た目の割に収納力がないのも残念です。
今の値段にプラス数百円したとしても小物やA4の楽譜が入るような構造にするだけで既存製品を本格的に脅かす存在になると思うのですが……
というわけで最近購入した安物トランペットケース2つのご紹介でした。
どちらも正直言ってメインのケースとして満足に使えるものではありませんでしたが、そもそも値段を考えれば妥当なものでしょう。
特に後者はあと少しで大化けする可能性を秘めていました(ただ注文した商品と微妙に違うんだけど)。
おしゃれなケースも良いでしょうが、最低限のもので良いんだよという方やサブ楽器用のトランペットケースをお探しの方はぜひこういった楽器ケースも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。