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トランペットをお手入れしよう!(組み立て編)
さて、トランペットを分解してしっかりクリーニングした後は注油と組み立てです。
正しい場所に正しいオイル、グリスを差してトランペットを万全の状態にしましょう。
組み立ての前には各パーツに残った水分をタオルで優しくふき取っておいて下さい。
![オイルとグリスの写真](https://thetrumpetschool.com/wp-content/uploads/2019/03/assemble5.jpg)
トランペットに使う油脂類はこの写真の3種類です。
左からバルブオイル、チューニングスライドオイル、スライドグリスです。
前回も書きましたがブランドはお好きなもので構いません。
バルブセクション
まずはバルブオイルを使うピストンの部分(バルブセクションと呼びます)から組み立てましょう。
他の抜差管から組み立てると場合によってはすっぽ抜けて落としてしまう可能性があります。
![バルブオイルを差す](https://thetrumpetschool.com/wp-content/uploads/2019/03/assemble.jpg)
洗浄した直後ですので滴り落ちるくらいたっぷりとつけて構いません。
![ピストン](https://thetrumpetschool.com/wp-content/uploads/2019/02/valve1.jpg)
ピストンの組み立ての際は向きに注意しましょう(上の画像はバックのピストン)。
バルブガイドがバルブケーシングの中の溝にはまる向きで入れるのですが、大抵は上の写真で赤い丸をつけたように番号がマウスピース側を向くような感じです。
詳しくはトランペットのピストンについて(ピストン関連1)をお読みください。
![マーティンコミッティのピストンの向き](https://thetrumpetschool.com/wp-content/uploads/2019/03/assemble1.jpg)
今回洗浄したマーティンコミッティは逆に番号がベルの方向を向くのが正解だったので少し驚きました。
チューニングスライドオイル
チューニングスライドオイルは一般的には1、3番管に使います。
マーティンコミッティやヤマハのスチューデントモデルのように1番管に指かけがない場合はスライドグリスでも良いでしょう。
写真のように抜差し管の先端部分にオイルを塗り、そのままゆっくり装着します。
そのまま何度かスライドさせることによってオイルが延びて全体に行き渡りますが、足りないと思ったら少し足しましょう。
管を根元まで入れたときに少しはみ出て溢れてくるくらいがベストです。
![チューニングスライドオイルを差す](https://thetrumpetschool.com/wp-content/uploads/2019/03/assemble2.jpg)
抜差管をスライドさせるときはピストンを押しながらというのを忘れないでください。
スライドグリス
スライドグリスは主管に塗ります。
これは全体に薄く満遍なく塗りましょう。
![](https://thetrumpetschool.com/wp-content/uploads/2019/03/assemble4.jpg)
※今回は1番管に指かけがないので1番管にも塗ります。
![はみ出たスライドグリス](https://thetrumpetschool.com/wp-content/uploads/2019/03/assemble3.jpg)
全てのパーツに注油し、組み立てると上の写真のように余ったグリスがはみ出してきます。
それをティッシュでよく拭き取ったら全ての行程は完了です!
前回も書きましたがトランペットの洗浄は単にトランペットをきれいに保つだけでなく、音の響きにも影響してきます。
ほぼ毎日吹く僕は月一回ですが、そうでなくとも半年に一回のペースでクリーニングしましょう。
綺麗になったトランペットで練習をするのは良い気持ちですよ!
マーティンコミッティを洗浄した後、おふざけでこんな動画も作ってみましたので何かの参考にどうぞ。
正しい場所に正しいオイル、グリスを差してトランペットを万全の状態にしましょう。
組み立ての前には各パーツに残った水分をタオルで優しくふき取っておいて下さい。
![オイルとグリスの写真](https://thetrumpetschool.com/wp-content/uploads/2019/03/assemble5.jpg)
トランペットに使う油脂類はこの写真の3種類です。
左からバルブオイル、チューニングスライドオイル、スライドグリスです。
前回も書きましたがブランドはお好きなもので構いません。
バルブセクション
まずはバルブオイルを使うピストンの部分(バルブセクションと呼びます)から組み立てましょう。
他の抜差管から組み立てると場合によってはすっぽ抜けて落としてしまう可能性があります。
![バルブオイルを差す](https://thetrumpetschool.com/wp-content/uploads/2019/03/assemble.jpg)
洗浄した直後ですので滴り落ちるくらいたっぷりとつけて構いません。
![ピストン](https://thetrumpetschool.com/wp-content/uploads/2019/02/valve1.jpg)
ピストンの組み立ての際は向きに注意しましょう(上の画像はバックのピストン)。
バルブガイドがバルブケーシングの中の溝にはまる向きで入れるのですが、大抵は上の写真で赤い丸をつけたように番号がマウスピース側を向くような感じです。
詳しくはトランペットのピストンについて(ピストン関連1)をお読みください。
![マーティンコミッティのピストンの向き](https://thetrumpetschool.com/wp-content/uploads/2019/03/assemble1.jpg)
今回洗浄したマーティンコミッティは逆に番号がベルの方向を向くのが正解だったので少し驚きました。
チューニングスライドオイル
チューニングスライドオイルは一般的には1、3番管に使います。
マーティンコミッティやヤマハのスチューデントモデルのように1番管に指かけがない場合はスライドグリスでも良いでしょう。
写真のように抜差し管の先端部分にオイルを塗り、そのままゆっくり装着します。
そのまま何度かスライドさせることによってオイルが延びて全体に行き渡りますが、足りないと思ったら少し足しましょう。
管を根元まで入れたときに少しはみ出て溢れてくるくらいがベストです。
![チューニングスライドオイルを差す](https://thetrumpetschool.com/wp-content/uploads/2019/03/assemble2.jpg)
抜差管をスライドさせるときはピストンを押しながらというのを忘れないでください。
スライドグリス
スライドグリスは主管に塗ります。
これは全体に薄く満遍なく塗りましょう。
![](https://thetrumpetschool.com/wp-content/uploads/2019/03/assemble4.jpg)
※今回は1番管に指かけがないので1番管にも塗ります。
![はみ出たスライドグリス](https://thetrumpetschool.com/wp-content/uploads/2019/03/assemble3.jpg)
全てのパーツに注油し、組み立てると上の写真のように余ったグリスがはみ出してきます。
それをティッシュでよく拭き取ったら全ての行程は完了です!
前回も書きましたがトランペットの洗浄は単にトランペットをきれいに保つだけでなく、音の響きにも影響してきます。
ほぼ毎日吹く僕は月一回ですが、そうでなくとも半年に一回のペースでクリーニングしましょう。
綺麗になったトランペットで練習をするのは良い気持ちですよ!
マーティンコミッティを洗浄した後、おふざけでこんな動画も作ってみましたので何かの参考にどうぞ。